京都のシンボルをビジュアル面から選ぶとすれば、東寺の五重塔と並んで「大文字山」を推す声が強く挙がります。その大文字山を登るのなら、銀閣寺の裏手からのコースが一番でしょう。整備も行き届いていてもっともビギナー向けなのですが、金尾(大の字の中心点)までに限定しても実はそれなりにボリュームもあり、ちょっと一汗というには十分なコースです。
またなお一層のボリュームが欲しい場合は大文字山の山頂へ向かいましょう。金尾からの眺めも抜群ですが、山頂へ向かう途上からも違った眺めを楽しむことができます。さらに南禅寺へと抜けるコースを歩けば、東山ハイキングを存分に堪能することになります。銀閣寺や南禅寺の拝観をセットにした観光ハイキングというのも、また一興というものです。
登山口−金尾:約40分、金尾−大文字山山頂:約30分
山頂−七福思案処:約1時間30分、七福思案処−南禅寺:約20分